股旅もの歌謡曲

午前中は新作版画の彫りに充てた。

午後からは茶房「ちょっくら」で開催される≪蓄音器によるレコード鑑賞会≫に参加。

実は前回の時に昔懐かしい股旅ものを聴かせて欲しいとリクエストしていた。

子供の頃、この地方の小屋で女剣劇の芝居興業が年に数回開催され、親から木戸銭を貰って毎回観に行ったものである。

この時、芝居の合間の歌謡ショウで股旅ものの踊りが披露され、何回か通っている内に曲を憶えてしまった。

この唄を家で口ずさんでいると母親に「子供がそんな歌 唄うものではない!」と怒られた記憶が ついこの間の様に思い出され、往時を偲んでリクエストしたものである。

毎回ボランティアでレコードを聴かせてくれる方が、この股旅もののレコードの内、今回は「大利根月夜」と「勘太郎月夜唄」を持ってきて聴かせてくれた。
下の動画は「勘太郎月夜唄」に聴き入る方々。