明日の搬入に備えて

明日は第64回 日本板画院展の搬入日である。


前々からの計画では、プレス機を貸してくれる事になっていた版画仲間
(板画院静岡支部員)の方の車で 東京まで持って行く事になっていたのだが、
急遽この方に変わって他の方の車で行く事になった。


この事から一緒に持って行ってあげる方への連絡等で手間取るし、
1人の方は未だ摺り上がっていないので、明日の朝 自宅まで取りに行かなくてはならない等、
事務局として引き受けた以上 止む得ない事とは思っていても、何か釈然としなかった。


これらの連絡などもあり プレス機を借りる方のアトリエに出掛けたのだが、
この時を利用してこの間 幅を詰めたアクリル板を持って行き 試し摺りをさせて貰った。


プレス機によるドライポイント手法は、前作「秋の栂池ハイキング」の時に
一度経験はしているものの、やはり油性インクの拭き取り技術が
作品の出来・不出来に大きく影響すると今更ながら痛感した。