やっと思い通りの作品が

昨日、版画「東京駅」を摺り終えた最後に墨汁を垂らし失敗作としまったので、
今朝から再度挑戦した。


今日は慎重にも慎重を期し、入念に仕上げた事から何とか自分でも満足のいく
思い通りの色合いを出せる事が出来た。


最後の原版を摺り上げて和紙を捲り上げる時は、
何時になく緊張してしまったが、黒の滲みも出なく最高の出来だった。


版画を初めて14年目を迎えるが、久しぶりに緊張感を味わった気がする。


最近は何となく彫って摺るだけを繰り返すと言う
マンネリ化に陥っていたかも知れない。

下は今日摺り上げた「東京駅」