落語を楽しむ

今日は日本板画院の総会が開催される日であったが、
前々から地元の行事等の予定が入っていた為、欠席とした。


地元の行事とは、この町内が祀っている氏神さんの祭礼が行われ、
僕の隣組はこの神社の掃除や事前準備が担当であった。


家内と一緒に参加し、女性は神社の中を、男性は外の清掃と
旗とか幟の取り付けなどを行って来た。


話し変わって先日、
先輩から「林家正蔵の落語のチケットがあるけど行かないか?」と声を掛けられた時、是非行きたいとお願いしていた。


この落語が本日15時からM市文化会館で開催される事から、
午後から電車で出掛けて来た。


出演は、落語家の桂米團治林家正蔵柳家花緑の3人。


林家正蔵の「七段目」の出し物は、それ程ではなかったが、
上方落語桂米團治の「地獄八景亡者の戯れ」は良かった。


上方落語ではこの「地獄八景・・・」を噺せる落語家は限られており、
既に亡くなってしまった桂枝雀の噺しをCDで聞いた事があるで、
まさか、この演目を生で聞けるとは思っていなかっただけに、
感激しながら聴いて来た。


50分の熱演であったが、枝雀に劣らない落語に感動した。