飢餓海峡

先週の土曜日、借りていた桂文珍の落語CDを図書館へ返してきたついでに、「飢餓海峡」のDVDを借りて来て、早速鑑賞した。

1964年 東映映画で製作された作品で、水上勉作、内田吐夢監督、三国廉太郎・伴淳三郎高倉健左幸子等の豪華キャストで3時間以上の大作である。

数々のブルーリボン賞を受賞した大作で封切当時に見た記憶はあったが、再度見てみると強烈なインパクトがあり、3時間をあっという間に見終わってしまった。

昭和22年の青函連絡船の遭難から物語は始まるのだが、全編息つく暇もないほど、面白いシーンが続いた。

既に50年近く経つのに、今迄この映画が再放送されたり、再製作された様な記憶がないが、なぜこのような素晴らしい作品が埋もれてしまっているのか理解に苦しむ。