個展鑑賞

仕事中に、会社で購読している地元紙を読んでいたら、僕に版画の基礎を教えてくれた先生が、会社の近くの展示場で個展を開催している事を知った。

5時までの開催だった事から、仕事が4時40分に終了と同時に素早く着替えをして、車で会場へ向かった。

急いで展示場で作品を見て回ったが、どれも古い作品ばかりで新作はなく、何か在庫一掃と云うような感がした。

既に80歳近くになっている事から、中々新作は無理だとは思うが、10年以上も前の作品を販売している事にちょっと失望してしまった。

それでも10数点の作品が売れていたが、多分僕みたいな教え子が買って行ったものと思われた。

僕も買わなければならないかと思ったが、数万円出しても手に入れたいと云う気持ちにはならなかった。

最もお金の持ち合わせもなかったのだが・・・