天国と地獄

昨日のBS3のプレミアム映画で「天国と地獄」が放映され、今日この録画を見た。

1963年作品と云うから既に55年が経過・僕が20歳の時に観た映画であるが、古さを感じない秀逸作品であった。

黒澤明監督・脚本で、三船敏郎・仲代達也・香川京子など名優ぞろいの他、脇を固めていた俳優陣の中には現在も活躍中の名優が大勢演じていた。

特に山崎努はこの映画がデビュー作となったが、当時より新人らしからぬ鋭い眼光で演じており、観ている者を引き付けていた。

映画の中で人質交換のシーンや、白黒映画なのに煙突から薄赤の煙がでるシーンなど、当時としては新しい取り込みがあって2時間20分の大作から目を話す事が出来なかった。