椿の一輪挿し

今日の日曜日も坐禅の会に参加してきた。

坐禅終了後のお茶席にも参席させて頂いたのだが、お茶室に入ると壁面の飾られた白隠禅師が画かれたと言うお軸の前に、蕾の付いた椿の小枝が活けられていた。

これはS氏がお点前に先立って 庭に咲いていた3枚の葉が付いた蕾を剪定して活けたものだったが、茶室に座った老師が3枚の葉を一枚取り払い、更に小枝も短くして花瓶に挿し直した。

これを見て思わず「雀が羽ばたいている様ですね!」と形容したところ老師も喜んで下さり、帰りにこの小枝を家で飾る様にと持ち帰らせてくれた。

下の写真は家にあった首長の花瓶に挿した蕾の椿。

なにか春が一足先に我が家へ訪れた気分となった。