ヤマボウシ

この3連休を利用して小作品の版画を制作した。


当市美術協会の小作品展に出品する作品として構想に入れていた素材だったが、10月5日の搬入には間に合わないものと思い、小作品展には「泣き相撲 その2」を出品する事にしていた。


この3連休中 時間的余裕が出来たので、構想に入れていた作品作りを行ったと言う訳である。


以前、坐禅の会 後のお茶席に一輪挿しで飾っていた「ヤマボウシ」の花に憂いを感じ その場で写真を撮っておいた。


この素材を作品にしたのだが、9色摺りなのにA4サイズと小さい事から、彫りに1日、摺りに半日と意外と早く出来上がった。


小さい作品は場所を取らず和紙の伸び縮みもない事から簡単に作れるというメリットがある反面、迫力に欠けると言うでメリットがある。
下の写真は摺り上がった版画「ヤマボウシ