じぞう寄席
数日前地元の新聞に、市内の三明寺で《じぞう寄席》の27日開演案内が掲載されていた。
今落語界で人気沸騰中の春風亭一之輔が3年ほど前に この《じぞう寄席》に出演し「唐茄子屋」を噺したのを聞きに行った記憶が鮮明に残っている。
今回も若手の中で将来 成長が見込まれるかも知れないと期待しつつ、昨夕5時からの公演に出掛けて来た。
今回は講談と落語の組合わせで、講談は神田松之亟、落語は柳家花ん謝と言う 何れもまだ二つ目の若手だったが、2人とも年齢的には既に30半ばとの事。
何れも初めて耳にした演題であったが、特に怪談物の講談は冷房の効いた本堂での語りも手伝って暑さを忘れさせてくれるほど中々真に迫ったものであった。
一席40分程度だったが、1,500円の木戸銭は決して無駄ではなかった。