2本連続鑑賞

新作版画の摺りを行うべく、昨夜の内から和紙を湿しておかなくてはならなかったのだが、昨夜帰って来てからこれをすっかりと忘れてしまった。


仕方がないので今日の摺り作業は中止とした。


台風5号がゆっくりと近づいて来ているせいか、気温がグングンとあがり、とても摺りをやっているどころではなかったと自分自身を納得させた。


午後からNetflixを覗いたら、松本清張の「砂の器」と「天城越え」がアップされていたので、60インチのテレビで鑑賞。


砂の器」は読売新聞に連載された推理小説で、当時高校生だったにも拘らず毎日楽しみに読んだもので、これを野村芳太郎の監督で映画化された。


テレビドラマでも観た事があるが、映画の方が重厚感があり、当時の時代描写も明瞭に描かれていて2時間半近くを楽しく観させてもらった。


それに比べると「天城越え」の方はスマホに収録してある朗読を何度も聴いているだけに、迫力感に乏しく観終わった後の感動もイマイチであった。