寅さんシリーズ

Netfilxによる寅さんシリーズも今日で第6作まで観た。


第一作が1969年だから既に半世紀近く前となるのだが、僕が結婚した当時の時代なので往時を振り返りながら懐かしく観ている。


特に映画のセットに収まっている小物類がその時代を物語っており、例えばテレビでも第一作ではまだ丸みのある白黒のブラウン管タイプ、3作目あたりから画面の両側にスピーカーの付いたステレオタイプ、5作目あたりから上流家庭にカラーテレビが登場する等、世の中の変遷も懐かしく思い出させる。


寅さん作品に付き物のマドンナ役も、第一作の光本幸子に始まって佐藤オリエ→新珠美千代→栗原小巻長山藍子→そして第6作目には若尾文子と、今では殆ど顔を見ない女優陣が登場している。


このシリーズは最後の第49作目まで観る事が出来るので、今日みたいに時間を持て余している時には一挙に2〜3作を制覇して行きたい。


第49作で終わった後、シリーズをまとめたDVDが売り出され、その時に買おうかと迷ったが、今になってこのNetfilxで全シリーズを観られるので、買わなくて良かった。