達磨像

以前、坐禅の会を主宰する老師から白隠禅師が描いた禅画達磨像を見せてくれ、一度版画にしたらどうかと勧められたので、その場で写真だけは撮らさせていただいていた。


墨絵の達磨像は数多く残されており、この内の秘蔵作品との事。


写真にはおさめてきたものの版画にすると模写作品だけに展示会などへの出品は出来ないが、老師からの要望もある事から時間が出来たら作品にして見ようかと思っていた。


今日からの3連休、しかも今日は気温が上がらない事から、前々から準備していたこの作品の版画制作に取り掛かった。


当初は、また彫り進みの方法を採用しようと思っていたが、ちょっとしたミスで肝心の目玉の部分を削り取ってしまった事から、版木2枚で進める事にした。


午前中で1枚彫り上げたが、気温が上昇して来た事から午後の作業は中止し、あるグループから案内状が贈られてきている事を思い出し、急遽 市内のギャラリーで開催中の展示会に出掛けて来た。