新作版画の題名「一期一会」

今朝の坐禅の会には新作版画の試摺りを持参した。


実は、坐禅が終了した後に毎回お茶を点ててくれるのだが、この茶室の土壁と障子から洩れる薄明りを背景に、老師の指導をもとにお茶を点てる方と老師との構図が絵になっており、これを版画にしてみたいと前々から思っていて、昨年末に写真に収めてきていたものを今回の新作版画の素材とした。


出来・不出来はまだこれからだが、何れにしても展覧会など一般公開する事を前提に、先ずはお二人の了解を得ておく必要があると考え持参したものである。


試摺りをご覧なったお二人は感嘆の声をあげられる共に公開についても喜んで了承下さった上に、作品の題名にはお茶にちなんだ「一期一会」としたらどうかと命名下さった。


まだ修正箇所がある事から本日紹介出来ないのが残念だが、近い内にこのブログでも公開したい。


午後3時からは僕が尊敬お慕いしている版画の大家であるA先生とU女史の個展のオープニングセレモニーが市内の美術館で開催され参加して来た。


3時から始まったセレモニーでは、先ずバイオリンや電子オルガンによる演奏が大勢の来客に披露された後、お二人の挨拶や来賓のお祝いの言葉がされた。

下の写真はセレモニーの一つとして披露されたバイオリン3重奏とバックはA先生の作品。