新作版画の摺り

8日に彫り上げていた小さい新作版画の試し摺りに今朝から入った。


この作品は、毎土曜日に参加している座禅の会が終わった後に
茶室でお茶を点ててくれるのだが、この茶室の壁に万両の花一輪を
活けた花瓶と漆喰の壁との何とも言えない侘しい姿を見た時
これを版画に出来ないかと思い立ったものである。


下の写真がこの時撮ったものであるが、
この何とも言えない色合いを版画で表現する事が出来るのか
新しい挑戦をして見る事にする。