ものすごい風が
朝、外壁を通しての うなり音で目が覚めた。
強い風が吹いている事が家の中でも分かったので、今日のウォーキングも中止しようかと思った。
実は昨日も雨で中止してしまった事から、
猫への餌やりも含め堤防の下を歩けば何とかなると考え、
支度をしてウォーキングに出掛けた。
堤防上にまで出たものの、やはりすごい風が肌を刺し、真直ぐに歩ける状態ではなかった。
500m位 風と格闘しながら進んだが、これ以上 堤防の上は無理と判断し
風を遮る堤防の下を歩くことにした。
ヘッドライトを頼りに1.5㎞位歩いたが、毎朝の折り返し地点まで至るには
一度堤防の上を越さなければならない。
這いずるようにして堤防上に出ると、強烈な風で身体が吹き飛ばされそうになり、
これ以上は危険が伴うと思い、ここで引き換えす事にした。
この先で待っている野良猫達には2日続けて餌をやれず気の毒だが、
自身の危険を避ける事を優先してしまった。