円生落語

今、携帯で聴いている落語は、三遊亭円生古典落語に入っている。


会社の先輩からお借りしたDVDを携帯用にダウンしたものだが、円生落語は何度聞いても胸を打たされる。


特に「唐茄子屋」とか「文七元結」等の人情噺しは、
何回も聴いていて展開は分かっているにも関わらず、
泣かせどころに来ると自然と涙してしまう。


間の取り方と言い、セリフの言い回しと言い、
おかみさんからグータラ亭主への声の切り回し等々、
名人芸と云うのはこの噺家に為に
付けたのではないかと思うほどである。


既に他界してしまったが、
元気な時に生の高座を味わいたかった。