大先輩の通夜参列

昨日、会社の大先輩が亡くなったとの訃報を聞き、今夜通夜に参列してきた。


僕より18歳年配の方で、僕が入社した当事から可愛がってくれた。


当事、同じ市内から通勤する社員で年一度忘年会を開催していたのだが、
この時余興として必ず「ガマの油売り」を披露してくれた想い出がまだ忘れられない。


この余興の為に竹刀を持参して鉢巻をした上に、油を塗布した腕を竹刀でこすり、
「一枚が二枚・・二枚が四枚・・」と玄人はだしで囃し立て、
みんなの拍手喝さいをあびていたのが偲ばれる。

この他、昭和50年に設立した労組の初代委員長としても活躍され、
当時組合役員から書記長・副委員長・委員長と歴任した僕にとっても
大いに参考として貰ったし、相談にものっていただいた。


書が上手く年賀状を毎年楽しみにしていたのだが・・
年齢的には十二分に全うされた方ではあるが、僕にとっては惜別の限りである。

通夜の会場は予期していた以上に参列者が多く、ロビーにまで溢れるくらいであり、
故人の人柄を偲ばせるのにぴったりであった。