山岳部との登山

二週間ほど前から会社の掲示板に、山岳部による「瑞牆山(みずがき山)登山の案内」として参加者の募集が貼られていた。

15年ほど前に一度ハイキング仲間と登った経験があり、この時にかなりきつい思いで山頂にたどり着いた時、見渡す限りの素晴らしい眺望で疲れもすっ飛んだ事を思い出し、是非もう一度挑戦してみたいと、この歳になって無謀にも参加してきた。

13名の内、若手が7名、その他は全て60歳以上と云うメンバーで、朝6時過ぎに3台の車に分乗して出発した。

瑞牆山荘の登山口に着くまでに素晴らしい紅葉の中を走って来て、今日はこの紅葉を堪能しただけでも十分だと思った。

登山口を10時過ぎに登り始め、標高差900mを一気に登った。

殆ど岩場で這いずって登るような直登の山できつかったが、きついだけに高さをかせげ、思っていた以上に早く山頂に辿り着いた。

山頂からの眺望は生憎薄いガスがかかり、すっきりとはしなかったが、それでも富士山や八ヶ岳などを眺める事が出来た。

山頂では若手の部員が、インスタントラーメンを作ってくれたのだが、これが格別に美味しかった。

予定より1時間以上遅れて、5時過ぎに麓に下山したが、もう少し遅れたら暗闇の中を手探り状態で歩かなければならなかった。

帰りは全員で増富温泉のラジューム温泉に浸かって疲れを癒してきた。

家には10時過ぎに到着。こんなに1日をたっぷり有効に使った事はここ暫くはなかったと思う。

後ろに聳えているのが瑞牆山

今回参加した十三名のメンバーと

山頂から通称「チン○○峰」を臨む