儚い一夜

昨夜 家に着いたのは9時近かくとなっていた。

風呂にも入らずそのままベットに入ったが、バスの疲れか今朝 目が覚めて時計を確認したら何と6時を回ってしまっていた。

仕方なく今朝の坐禅の会への参加は見合わせてしまったが、起きても身体の節々が痛い。

寝る前に、おばぁちゃんの部屋の明かりが点いているので覗いて見ると、外からこの部屋に移動しておいた月下美人の鉢植えに、数輪の月下美人が今を盛りにと大きく花を開いていた。

実は、昨年は鉢ごと外に出しておいたら どなたかが花を開く頃を見計らって根ごと持ち去って行ってしまった苦い経験があった事から、今年は早めにおばぁちゃんの部屋に移しておいたもので、実に2年ぶりの開花を魅せてもらった。

今朝、観てみると既に萎んでしまっていて数時間の儚い命であった。