酷い映画だった!

テレビCMや阿部寛に魅せられて映画「蚤とり侍」を観に行って来た。

人生今までに百本以上は映画を観ていると自負する映画大好き人間だが、これ程 酷い映画は初めてであった。

原作・脚本・監督・音楽・俳優陣どれをとっても最悪であった。

蚤とりの表稼業は猫の蚤とりで、裏稼業は女性を悦ばせるのが生業と分かったものの、猫の蚤とりシーンもなく、どうも一人一人の人物描写が曖昧な為、全く訳の分からない侭に2時間が過ぎてしまった。

もう少し我慢して見ていれば次の展開が見えて来るのではないかと思って最後まで観てしまった自分が腹立たしくなってしまった。

日曜日なのに終わった後の観客は僅か6名だった事でも如何に不作だった事が判る。

阿部寛豊川悦司寺島しのぶなど名声が高い俳優陣は作品を選んで出演すると思うのだが・・

CMを見ただけであっさりと観に行った自分を恥じ、これからは十分な下調べをしてからと反省しきり

兎に角 お薦めできない映画である。