蟹工船

今日、市街に出掛けたついでに市の図書館へ立ち寄り、視聴覚コーナに新しいCDやDVDが並べられていないかを探していると、国内映画のDVDコーナに「蟹工船」を見つけた。

小林多喜二の原作によるもので、何回となく映画化されているのだが、今回のものは昭和28年制作の山村聰監督によるモノラル版であった。

僕自身プロレタリアでもないのだが、僕のスマホに入っている朗読小説「蟹工船」を何回となく聴いているだけに、映画では蟹工船の船内がどのように映像化されているかに興味が沸いたので、視聴覚ブースで鑑賞して来た。

モノクロで画像も見難かったが、しっかりとした創りになっていて最後まで目を凝らして観てしまった。

ただ朗読小説のストーリーに比べ時間的な制約もあったのか多少の物足りなさを感じた。