凄い反響

今日は当市美術協会主催による小品展の搬出日であった。


搬出開始は16時からであったが、水曜日は14時退社に付き1時間程早めに展示会場に出掛けた。


会場に着くと僕の作品「泣き相撲ーその2」の前に導かれ、製作過程を教えて欲しいと何人かの方から説明を求められた。


出品する新作が間にあわなかったので、昔彫った「泣き相撲」の原版を活用して、黒墨を塗った原版の上へ和紙の代わりに銀紙を載せバレンやスプーンで凹凸を出しながら摺ったもので、更に 底板と銀紙の間に綿を詰め 相撲さんらしくお腹に膨らみをもたせたものである。


と説明すると、発想が斬新で面白い作品だと絶賛のお言葉を多くの方々からいただいた。


当番日に当たった方々からも、一般の来客からどうやって創ったのかと説明を求められたがお応えする事が出来なかったが、やっと納得したと語っていた。


自分では間に合わせようとして簡単に創っただけに あまりの反響の大きさに驚いてしまった。