光栄だったが

地区センターコミニュティ祭りに展示したEさんの作品を買いたいと言っていた方のお話しをEさんに伝えたところ、丁重にお断りしたとの連絡をいただいていた。


実は昨日午前中の当番時に、いかにも絵画に見識を持ち合わせている様なご夫婦が、僕の展示作品「一期一会」の前で暫く凝視していた後、「この和尚の表情が良い。また袈裟や壁の色も素晴らしい。家に飾りたいので譲って欲しい」と思い掛けない申し入れを頂いた。


僕自身 自分の作品を買っていただけるなど想像だにしていなかっただけに、胸の内ではいくらぐらいにしたら良いか?・・・と悩んだのが本音だが、実はこの作品は一点しかなく、もう一枚摺っても同じ作品は今の僕では出来ないと判断し、その場で「光栄な話ですがこの一枚しかないので・・・」丁重にお断りした。


家内からは「それほど気に入ってくれたのなら いっそ差し上げればよかったのに・・」と言われたが、例え謹呈するにしても名前や住所も聞いていないので後の祭り。

後からEさんも断ったと言う話しを聞いて、僕も断って良かったとホットした。
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