メルトダウン

13日の日曜日9時から放送されたNHKスペシャル「原発メルトダウン 危機の88時間」の録画を今朝再生して見た。


3月11日14時46分の地震発生から1号機に引き続き、3号機、2号機とメルトダウンはもとより原子炉格納容器が爆発寸前の危機に至った88時間を、当時の証言などから時系列にドラマ化したもので、緊迫した当時の状況を手に汗をかきながら見た。


随所にベント等の専門用語がでてきたが、注釈や解説がされていたので分かりやすく、再現ドラマの中に入っていけた。


CGなども駆使したものと思われるが、建屋が水素爆発を起こした時や、真っ暗の中での応急処理班の行動など、死に直面した作業員の必死の行動に涙が堪えきれなかった。


原子炉格納容器の爆発を何とか食い止めた吉田所長をはじめとする500名近い係員・作業員に思わず拍手を送ってしまった。


その後、吉田所長は心労が影響してか数か月後に亡くなってしまったが、東北いや日本を支え救った勇者としてもっともっと賛美すべきだと思った。