山口源賞授賞式

先週と今週の土曜日の2回、坐禅の会は老師がご実家がある東北地方へお孫さんを連れてお帰りになている事からお休みであった。


9時からは毎月恒例になっている版画の仲間「グループ版」の例会があり参加して来た。


午後からは地元が生んだ版画家山口源を称えて、日本版画協会展で選んだ「山口源大賞」と「山口源新人賞」の授賞式が行われた事から、仲間と共に作品の鑑賞と授賞式に参加して来た。


今年の大賞は今までの版画の概念を全く覆し、シルクスクリーンの技法を用いて水を表現したもので、この為 作品は縦に飾らず水平に置いた作品で、最初はこれが大賞かと見間違いするほどであった。


新人賞の作品の中で、特に花火大会が始まる前の土手からの風景を作品とした「ある晴れた日の夜」のぼかし彫り技法には目を見張るものがあり、作者に色々と質問をしたりして、これだけで十分観に来た価値があったと思った。
下の写真は大賞と新人賞の受賞作品