宮本武蔵 その2

徳川夢声が語っている「宮本武蔵朗読集」のCDを当市の図書館から借りてきて、パソコン経由でスマホにアップし毎朝のウォーキング時に聴いている事は既にこのブログでも紹介している。


全6巻18時間に及ぶ長編で、既に3回ほど繰り返し各々の場面を頭に描きながら聴いている。


11月の飲み会時にハイキング仲間の一人が宮本武蔵のDVDを持っていると話していた事を思い出したので、このDVDを借りて自分が頭の中で描いている場面と映像とを比べて見たいと思い、12月の飲み会時にこの方にDVDを持って来てもらった。


この映画は内田吐夢監督、中村錦之助主演で昭和36年から毎年一作づつ制作されており、当時 親から貰った小遣いで観に行ったものである。


佐々木小次郎高倉健、お通に入江若葉と当時では東映映画の新人だったのだが、今は出演していた俳優は殆ど亡くなっている。


内田吐夢監督は原作を忠実に描いていたが、これだけの長編だけに全てを映像にするのは難しかったのか、途中途切れているところもあった。


映画を観て自分で描いていた情景とそれほど大差がなかった事が嬉しかったが、何せ50年近くを経ているだけに画像が鮮明でなく音質も悪かった。