がっかり・・・

今月初めの地元新聞に、今日 市内のホテルで
無料の落語会開催の記事が掲載されていたので、
早速電話で申し込みしておいた。


噺家の名前は書かれていなかったが、
積水ハウスがスポンサーとなっていただけに期待した訳である。


10時開演前に会場入りして見ると何か雰囲気が違うのである。


ご夫婦連れが多く、正面の垂れ幕には≪相続診断協会≫と書かれており
セキスイハウスのハの字も書かれていなかった。


どうも相続税対策の一環として立てるアパートの営業活動用に
積水ハウスも後援していただけの様だ。


第一部の落語は「桂ひめ太郎」と言う名前を耳にした事のない噺家
2005年に真打に昇進し現在62歳だそうだ。


少しは味のある落語を聴かせてくれるのかと期待したが、
あの世に行った老人が子供達に相続対策をしておいた噺であった。


相続診断協会が真のスポンサーだった事がこの時初めて分かったが
途中から抜け出す事も出来ず約一時間眠気を堪え過ごして来た。


第二部は相続対策についての説明会の様であったが、
ちょうど休憩時間だっただけに早々と抜け出して来た。


普段から桂枝雀や円生落語を聴いているだけに、
ど素人の落語を聴いている様で全くついていけなかった。


無料と言う記事に動かされてしまった自分が恥ずかしかった。