東京での失敗談

11月3日、日本板画院展総会へ高速バスを利用して出掛けた時の事。


開催場所は四谷のスクワール麹町と言う所なので、
東京駅まで行きJRに乗換えて中央線四谷で降りる積りでいたのだが、
バスが霞が関停留所に止まった時、時間があった事もあり
ここで降りて四谷まで歩いた方が早いのではないかと思い付いた。


スマホのナビを利用しながらならば行き着く事が出来ると確信し、
慌てて高速バスを降りてしまった。


降りてからスマホのナビを現在地から四谷駅にセットし、
矢印の案内通り歩き始めたのだが、どうも不安になった。


と言うのも、
事前の知識では国会議事堂前を北東に行けば良いと思っていたのだが
矢印の方向へ歩き始めると太陽からして西の方角へ歩いているのである。


仕方なく戻って警備に立っていたお巡りさんに聞いてみたが
どうも埒があかない。その内 時間は開催時間に迫って来ているので
とうとう流していたタクシーを捕まえて会場近くまで辿り着いた。


タクシー料金を1,160円も支払う羽目になってしまったが、
考えてみると、霞が関から四谷まで3.4km近くあり、
歩いたら一時間近く掛かってしまっている事になり、
歩くこと自体が無謀だったと気が付いた。


途中 霞が関から地下鉄を乗ろうとも思ったが、
地下鉄もたくさん走っており何線に乗って良いかも分からず
結局タクシーを利用してしまったが、
こんなところで田舎者の不心得を恥じてしまった。


下の写真はナビに記録されている霞が関から四谷までの記録だが、
右下の赤い線が反対方向に往復したもので、
空色は霞が関から四谷までのタクシーの記録。