許されざる者
最近 話題となっている映画「許されざる者」を観て来た。
主役の渡辺謙や佐藤浩一そして柄本明などが、盛んにテレビで番宣しており、
ついつい観てみたいと思ってしまった作品である。
1992年クリント・イーストウッド主演のアメリカ映画の日本版であり、
幕末から明治初期にかけての物語である。
流石に渡辺謙は填まり役と言うか見事な演技で、
ラストシーンなどは息を呑んで楽しませて貰った。
佐藤浩一の西部劇で云う保安官役も凄味があったものの、
泥臭い感じがしてイマイチであった。
いけないのは女優陣で、娼婦役の忽那汐里や小池栄子などは
ミスキャストと言っても過言ではないほどで、もっと汚れ役に適した
女優陣が他にいなかったのかと思うほどであった。
アメリカ映画を観た方だったら比較対象として面白かったかも知れないが、
期待して出掛けただけに余りお薦め出来る映画ではないなと思った。
下にこの映画の予告編を貼り付ける。