家計簿の中の昭和

この間、筋トレに行った時 まだ開始までに余裕があったので
会場に併設されている図書館へ立ち寄り面白い本はないかと探したところ、
澤地久枝著の「家計簿の中の昭和」が目に入り立ち読みしたところ、
内容が余りにも興味深かった事から、そのまま借りて来ていた。


今日のGW5日目も何も予定がなかった事から、この本を読破した。


澤地久枝と云う名前は記憶にあるが、作家だとは思いも寄らなかったものの、
読んでみると文章そのものが読み易く、
淡々としている割には適切に書かれている。


特に興味をひくのは、僕の子供の頃の昭和30年前後の様子が書かれており、
それも当時の価格が示されているのである。


ラーメン一杯30円だったものが、昭和39年には80円近くにも
跳ね上がっていたり、映画も50円が150円位になっていた。


夢中で読んでしまったが読んでいる途中、
往時の色々な情景が懐かしく蘇って来た。