朗読会へ

先月、社会保険病院で緑内障の初期症状と診断され、
点眼薬を貰っていたのだが昨夜で薬が切れてしまった。


薬を貰う為にわざわざM市の奥まで出掛けるのも
ためらわれたので、市内の眼科に出掛けて診察を受けた。


ところが以前の病院での視野検査の結果が分からないと
新たな治療をする事は出来ないと云う事で、
以前の検査表を次回貰ってくる事を条件に、
前と同じ薬だけ出して貰った。


これだったら最初から社会保険病院に行っていた方が
良かったと後悔し切り・・・


以前地元新聞で、当市の芸術祭演劇部門で朗読会が
開催される事を知っていたので、
午後から市民文化センターに出掛けこの朗読会を拝聴して来た。


内容は当市出身の芹沢光治良の「人間の運命」の中から
8名の方が10分程度朗読発表するものだった。


この「人間の運命 全14巻」は僕が社会人になって
地元出身の作家と云う親しみから購入し読破したのだが、
天理教を信仰する父母の元に生まれた筆者の実話を
小説にしたもので、あれから50年近く経っているので
物語の詳細はすっかり忘れてしまっていた。


始めて朗読会を体験したのだが、携帯に入れている
「愛と死」や「人間失格」「坊ちゃん」「蟹工船」等の
朗読小説を何回となく耳にしている事から、
何となく物足りなさを感じてしまった。