八日目の蝉

今日は午後から「八日目の蝉」の映画を観て来た。


一年ほど前にNHKのドラマで6回に亘り放送され、
毎回ドキドキしながら観た記憶があり、
映画封切りの時もぜひ観て見たいと思っていた作品であった。


映画も大変に良く出来ていて、主人公薫が幼女期の20年前と現在とが
ラップして進行しており、ドラマや原作を観ている人には
分かりやすかったが、初めての人には分かりにくかったのではないかと思った。


原作者は同じでも監督やシナリオライターによって、
こんなにも作品が変わるものかと思うほどであったが、
ラストシーンだけは物足りなさを感じた。


野々宮希和子役の永作博美よりも、NHKで同じ役を演じた壇れいの方が
はまり役と思ったのは僕だけではないと思う。