舟弁慶その②

昨日借りて来た桂枝雀の「船弁慶」のDVDを今朝早く起きて観てみた。

後半の部分もチャント挿入されており、最初からだと50分近い長い噺であった。

何故「舟弁慶」と云う題名になったかと云うと、どうも能舞台船弁慶からきたようで、ネットで検索(フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』)してみると

後半部は難波橋の華やかな舟遊びと夫婦喧嘩で、「はめもの」が用いられ、最後には能の「船弁慶」が使われるなど視覚的にも聴覚的にも楽しめる立体的な構成で、上方落語の醍醐味を味わえる。とある

能舞台では
平家の滅亡後、兄・頼朝と不和になった源義経が弁慶などの家来を従え、西国に逃れる途中、壇の浦で、平家一族であった平知盛の亡霊が現われ、義経を襲う。
しかし、弁慶の祈念によって、知盛の亡霊は義経に近寄れず、消え去って行くという話である。

枝雀が汗だくになって語っており、念願叶ってやっと視聴出来た秀作であった。