彫刻刀

昨日の事を書いておく。

土曜日にお昼から7時過ぎまで版画の彫りをやった事を一昨日のここで紹介したが、この時、彫刻刀の切れ味が悪くなってきている事も書いておいた。

昨日の朝から彫りを再開する前に自分で彫刻刀を研いたのだが、却って切れ味が悪化してしまった。

仕方がないので、彫刻刀を買った刃物店に行って研ぎを依頼しようとしたが、日曜日で休みであった。

そこで、雅の会の仲間の一人に元大工さんだった方がいる事を思い出し、この方に図々しく研ぎを電話でお願いしたところ、快く引き受けてくれた。

午後から出掛けて10本の彫刻刀の研ぎをして貰った。

この時、自分で研いであった彫刻刀の刃先を拡大鏡で見せて貰ったが、「これでは切れないはずですよ」と云って研ぎ方のテクニックを色々と伝授して下さった。

自分で持っていた砥石は目が粗すぎた様で、早速、帰りに仕上げ用の砥石を買って帰って来た。

帰ってから、研いで貰った彫刻刀で彫りを再開したところ、前に比べ切れ味が格段に良くなっていた。

これで肩の痛みを気にしないで作品の制作に没頭できる。