静岡へ

静岡県版画協会の会長である浦田先生が、版画に関わる講演会を開催する事から、版画仲間5人と静岡市駿府会館へ聴講に行って来た。


この講演は13:30分からだった事から、その前に清水区のフェルケール博物館で開催している「池田満寿夫の版画」展に寄る事にした。


丁度、「池田満寿夫 自由への挑戦」と題した講演会が開催されていた事からこれも聴講して来た。


没後10年近く経っていたのだが、彼の生い立ちと、彼の作品が認められる前の苦しい時代から晩年まで、4人の女性との赤裸々な実態が紹介され、芸術と性との関わりに興味をもった。


浦田先生は元来職人肌につき、人前で話す事は苦手な様で、話しそのものはあまり興味がなかったが、彫りや摺りにおける質問に対する応答に対しては非常に勉強になった。

下の写真は上段は、「池田満寿夫」に関する講演風景。
下段は浦田先生の講演・・・後ろに見えるのが先生の作品。